山ピーの深刻な悩みは、レーパンを素股に履けるかどうかだった。先月のロングライドでお尻の痛みに悩まされたので、今回の正丸峠行きにはクッションの付いているレーパン(自転車専用パンツ)を手に入れていた。レーパンはふつう下着を付けずに履くものだ。しかし、誰もが経験することだが、はじめて履くときの微妙な抵抗感、気恥かしさは、最初の関門だったりする。
飯能市役所の駐車場に付いた時も決心ができてなかった。今度はサイドの生地がメッシュなので透けてみえる!と言い始めた。結局ゆーすけさんの「おっさんの尻なんか誰も見やしないよ!」の一言で腹が決まったらしい。急に車の横(野外)で着替え始める。羞恥心があるのか?ないのか?あいかわらず謎な行動の人であった。
さて、今回の正丸峠行きには、雨の佐渡ロングライドで辛い想いを共有した哲さんが来てくれた。今月末の乗鞍ヒルクライムの脚ならしで参加してくれたのだ。哲さんのマシンはKOMをフレームに自転車好きにはなかなかぐっとくるパーツで組まれている。ゆーすけさんが指をくわえ始めたので早めに出発した。
飯能市役所から名栗方面、名栗湖に立ち寄り、正丸峠へと向かった。哲さんの速いペースに稽古をつけてもらう気分で付いていく。
正丸峠のつづら折りが素晴らしく気持いい。天気も曇りでそれほど暑くない。はじめて峠を走るソネPは途中押して歩いたそうだが、何とか全員峠の茶店に到着することができた。多摩湖往復のツーリングからはじめて、とうとう峠走りまで来ました!これからはもっと楽しくなるでしょう。
坂道は登ろうと決めて走り始めたら勝者です!
次回はもっと楽しく登れるはず。
ご褒美に帰路には、おいしいカレー屋さんへ寄りました。
また山に行きましょう!